シャンプーカーはこんな感じです。

給湯コントロールパネル
トリミングテーブル

シャンプーカーにはバスタブ、シャワー(給湯によりお湯の使用可能)、専用ドライヤー、各種ツールがあります。

・専用ドライヤーを使う理由
 飼い主さんがお風呂に入って頭をシャンプーして上がったときに髪の毛を乾かしますよね。
 この時ってドライヤーの熱風で乾かすことが多いと思うのですが、
 わんちゃんの被毛を乾かすときには実はドライヤーを使用する場面が少ないのです。
 なぜかといいますと、

 ドライヤーは熱い風で毛を乾かすようになっているのです。
 わんちゃんを乾かすときに全身を熱い風で乾かすとどうでしょうか?
 ほとんどのわんちゃんは暑さに弱く、長時間熱い風にさらされるわけです。
 ご存じの通り、わんちゃんは汗をかきません。(一部、足裏などで汗を分泌します)
 ということは熱さに耐えることになります。
 短時間であれば問題ないでしょうが、毛の長い子、体の大きい子の場合は
 長時間熱いドライヤーの風にあたることになります。
 
 わんシャンで使用している専用ドライヤーは熱ではなく、風で乾かす仕組みになってます。
 専用ドライヤーは家庭用ドライヤーの何倍もの強い風を吹き出すことができます。
 この強い風で被毛だけではなく、地肌から水気を吹き飛ばすのです。
 しかも短時間で地肌、被毛を乾かすことができるのでわんちゃんに負担をかけずに
 ドライができるのです。
 ではおうちのドライヤーの送風モードで乾かした場合はどうかというと
 風量が弱すぎてなかなか乾きません。
 また、専用ドライヤーは風量を調節することができるので、わんちゃんの体格、大きさ、
 性格に合わせることができるドライが可能となるのです。
 ただし、冬場は強い風だけでは今度は寒くなりますので、ヒーターを使用することがあります。
 これも熱い温度ではなく、寒さを感じないような温かい風でドライを行います。
 
 専用ドライヤーは風量が強いのですが、首から上、頭や耳などのドライには使用するのは
 強すぎるのとわんちゃんがびっくりしますので、ここはハンドドライヤーを使用いたします。

 

 また、強い風量で地肌、被毛を乾かすメリットとして
 被毛が立ち上がるので地肌が見えるということになります。
 これにより肌の状態、肌荒れやできもの、傷などが発見しやすくなります。
        (全身すべてを確認できるわけではありません)
 健康なわんちゃんの地肌は白く、以下の写真のようにきれいです。
 

ご覧の通り、シャンプーカーは背の高い車です。
高さ的には2m60cmほどございます。
おうちの駐車場にカーポートが設置されていると駐車できないこともございますので事前にご確認いただければ幸いです。


暑い日用のエアコンも完備しております。

なお、シャンプーカーには給水タンクがあり、300リットルの清潔な水を入れております。
また、シャンプー後の排水は排水タンク(120リットル)に貯水するのでお客様先を汚しません。